こんにちは、たっきーです!
たきログはビジネスパーソンに向けて、本の学びと知識を共有しています。
先日、『【ビジネスにも役立つ!】思いを言葉にするメソッド3選』をご紹介しました。
![](https://www.takilog.net/wp-content/uploads/2021/12/book002-300x169.jpg)
本記事では、その実践編として『苦労や失敗談のネタを10個持とう』を実践します!
あなたは”とっておきの話”を持っていますか?
![雑談中の画像](https://www.takilog.net/wp-content/uploads/2021/12/talking-1024x683.jpg)
人は苦労話が好き。失敗や挫折を乗り越えた話に勇気づけられる。
ひきたよしあき. 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本. 大和出版.
今回は3つのエピソードをお話しします。
人生経験からの学びをまとめました。
それでは、早速いきましょう!
たっきーのとっておきの話
ep.1「あれはデートDVだった話」
![男性の拳と女性が落ち込んでいる画像](https://www.takilog.net/wp-content/uploads/2021/12/violence-1024x835.jpg)
いきなりヘビーな話、すみませんm(_ _)m
高校1年生のころ付き合った彼の話です。
彼は人前では優しい人でしたが、私が他の男子学生と会話するだけで腕をつねる人でした。
携帯を見られるのは当たり前。人気のないところで殴る・蹴るもしばしば。
致命的なのは、「初めての彼氏だったので、それが私にとって普通だった」ということです。
結局、私がDV男を育てていた
とにかく当時はなんでも彼の言いなりになっていました。
嫌われたくない気持ちと、同時に「従う方が楽だな」という気持ち。
つまり私自身が、対抗することへの恐怖から逃げていたんですね。
世間は、広かった
”彼が自分に自信がないだけだった”と知ったのは、随分経ってからでした。
他の恋愛を経験すると、男性は女性を殴らないのが普通でした。(当たり前ですが)
学び「男(女)の言いなりにはならない方が良い」
困ったら友達や家族に相談しましょう。 誰かが必ず助けてくれます。
私の場合は、見かねた友人が教員室に乗り込んで報告してくれました。心から感謝です。
ep.2「バイトを辞めるとき、おばちゃんが泣いてくれた話」
![女性たちが楽しく会話をしている画像](https://www.takilog.net/wp-content/uploads/2021/12/womans-1024x683.jpg)
おばちゃんしかいない食品工場のアルバイト
学生最後の夏から卒業まで、セブンイレブンの食品工場でアルバイトをしていました。
お惣菜を作る調理室で、肉や卵を切る仕事です。
周りは9割5部おばちゃんで、さながら紅の豚のピッコロ社で働く女性たちでした。
「ごめんなさい」と言える場所があった
とんでもないミスをしても、真摯に頭を下げれば絶対に誰かが助けてくれました。
この歳になるとわかるのですが、学生だから可愛がられていたんだと思います。
いつでも素直でいられる、よい職場でした。
死ぬまで忘れない一言
最終日、ひとりひとりに直接挨拶に行きました。
するといつもツンツンしていたおばちゃんが下を向いて、小さくこうつぶやきました。
「ずっと応援してるから、卒業してもがんばりなさい」
身体中に、ぐわっと染み込んだひとことでした。
たぶん、死ぬまで忘れないです。
学び「”働く”には、お金じゃない喜びもある」
アルバイトを卒業して以降「この世にコンビニはセブンしかない」と思っています。
ep.3「通勤電車に乗るのを辞めたくて、高額な情報商材を買った話」
![満員電車の写真](https://www.takilog.net/wp-content/uploads/2021/12/train-1024x683.jpg)
満員電車が死ぬほど嫌だった
上京してすぐ税理士事務所に転職しました。
職場環境は良かったのですが、なにより嫌だったのは「満員電車」。
車内での脚が浮く恐怖に、心から震えました。
ちなみに、満員電車は戦地の最前線で戦う兵士と同じメンタルらしいです。つまり、戦場です。
”誰でも稼げる”という転売商材
私たちは、不安なことがあるとお金を払う生き物です。
「通勤しなくていいなら」と、30万の情報商材を購入して仕事を辞めました。
その後PCと睨み合いながら転売でお金を稼ぐも、数ヶ月後にはすぐに燃え尽きます。
理由は明確です。売れるものを”人に教えてもらっていたから”でした。
自らに成長のないものは、必ず飽きがくる
商材のマニュアルを見ながら作業するだけの日々に嫌気がさして、お金の元をとった時には辞めていました。
あのまま頑張っていたら、”せどり”としてバリバリ稼いだかもしれません。
でも自分には「なんか違うな」しか残りませんでした。
学び「”本気”という熱が息吹くのは、自らが生み出したものだけ」
”生み”の苦しみを知らない者は、それを育てる楽しさも知り得ません。
当時はズルをして稼ごうとしていたんですね。
反省。人生の教訓です。
おわりに
![ピンク色の花の画像](https://www.takilog.net/wp-content/uploads/2021/12/flower-1024x754.jpg)
たっきーの人生教訓
- 男(女)の言いなりにはならない方が良い
- ”働く”にはお金じゃない喜びもある
- ”本気”という熱が息吹くのは、自らが生み出したものだけ
私たちは飲みの席で上司の美談を聞くことはあれど、大人の失敗談なんてなかなか聞く機会のないものです。
学生のころに、もっと大人の失敗談を聞きたかったな。
今は素直にそう思います。
あなたの学びになれば幸いです。